2008-02-16
イカルという鳥
「イカル」という鳥がいます。
漢字では「斑鳩」と書きます。

世界遺産としても有名な奈良県の法隆寺が
「斑鳩(いかるが)の里」 と言われているのは
一説には
かつて この法隆寺周辺に「イカル」がたくさん生息していたからだ…
とされています。

確証がなく怪しい根拠とも言われていますが

私はあながち嘘でもないのでは…と思っています。

私がそう考えてしまうのは
この鳥のさえずりです。

Goichi`s Birds というサイトの中で
「森のコンサート」と題されたページで
この鳥のさえずりが収録されています。
興味がある方は聴いてみてください
http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta.html
(個人の楽しむ範囲でお願いします)

私がこの鳥と初めて出会ったのは
十数年前に京都のとあるお寺で1年間寮生活をしていた初冬です。

夜明けにお堂を開けるために寒い中歩いていると
この鳥が突然現れて、木の梢でさえずりだしたのを今でも憶えています。

年中無休の寮生活での喧騒の中で
聴いていて、『理屈を超えて心が澄み渡る』というのは
こういう事をいうのかな…と思わず唸ってしまいました。
まさしく一本取られた!という感じです

長野県にある信州大学で、とある先生が監修された
「野鳥の生活」という本があり
学生さんのレポートで
この「イカル」の興味深い生態が記されています。

この鳥は「なわばり意識」が低く
自分の巣のすぐそばに、別の鳥が巣を作っても
全然気にしない性格なのだそうです。

先日、「あいあい祭」の反省会と親睦会があり
私も出席させていただいたのですが

その際、
「自分達の仲間だけ」で考える
「自分達の仲間だけ」で活動する
から
「他の仲間」に意見をもらう
「他の仲間」と共に活動する
へとこれからもお互い向かっていきましょう。

というお話を、実行委員長の森さんとさせていただきました。

ある意味 この「イカル」の「なわばり意識の低さ」というのを
私たちも学び、そして実行していかなければならないな…
とつくづく感じました。
Written by 理事長(地域を考える) | コメント(2 )

COMMENT

  • TITLE→--- 2008-02-19 14:22:26
  • NAME→なりで
  • 無沙汰しております…(笑
    正直、今日はじめてブログを見ました=LOMのHPも久しぶりに見てる…すんません(爆
    ご多忙の中のカキコミご苦労様です。人間の場合、さしずめ縄張りとは既得権益見たいなものなのでしょうか?ガソリン税にまつわる独立行政法人のように、天下りによる役員報酬にしがみついている輩の人たちに「イカル」の鳴き声はどのように聞こえるのでしょうかね(爆
    「官僚の 次の職場は イカルの巣」
  • TITLE→--- 2008-02-20 23:08:20
  • NAME→かとう
  • なりでさん
    コメントありがとうございます。

    人間誰しも「なわばり」を張ると何処となく安心感を持つのも事実ですよね(笑)
    そこに変に利益が絡むとなおさらです^_^;
    「イカル君 利益は唯一 ドングリの実」
    こんなとこでしょうか(笑)